海外出産

懸賞 2006年 04月 01日 懸賞

最近お友達のKEIちゃんとよく二人目の話をする。

実はすご~く悩んでいる。。。。。



なので、最近ナリの時のことを良く思い出す。


このブログのテーマは海外子育てでもあるんで(あんまり役にたたへんけど)
1回目の海外子育てのこと、思い出しがてらに書いてみよっかな。












実はできちゃってた結婚の私たち。

結婚式の後、母に

“あなたは生理不順だから、ママみたいに子供できにくいから、
 今から産婦人科に言っときなさい”

といわれて、結婚式の4日後かなんかになんとなく近くの医者に行ったら

“もう、できてんねんけど、。。。ハッピーなんかな?”

って言われて
“はぁ? た、多分ハッピーなんかな??。。えぇぇ??”

っていった覚えがある。


外国でどうやって生むんかも知らんかったけど

ラッキーなことにダーリンの知り合いの奥さんが二人目妊娠したばっかりやったんで

彼女に順序を聞いた。

ナリはニュージーランドで生まれてる。

この国ではまず産婦人科より助産婦を決めるのだといわれて

産婦人科(って言っても総合婦人病院?が1っこしかない田舎だった)に

連絡して助産婦を勝手に決めてもらった。


助産婦さんはそれから毎月1回家までわざわざ来てくれて

足のむくみと胸のハリやおなかの出っ張りを見ていってくれる。

エコーは妊娠期間でなんと2回しか取ってくれない!

血液検査は確か2回。



そのころまだまだ“お嬢ちゃん”だった私は注射が何よりも怖かったけど、

もうそんなことは言ってられず、

おなかにできてしまったものはどうにかして出さなあかんと腹をくくった。

あの注射で私は一気に10歳くらい年取ったかもしれない。

私が怖いほど急に “お母さん” に変わっていってきっとダーリンは不安やったと思う。

女は逃げられないけど、男は逃げられるから逃げたいと思ってしまうと思う。

かわいそうやから、毎週末独身の友達と飲みに行くのもなんとか笑顔で送り出す。

“これはもう、もしかしたら一人で子育てする羽目になるやろな”

なんて思いながらも、離婚だけはされへんように努力した。


できるだけ子供が生まれてからの話はしなかったつもりだし、

独身時代と変わらない生活を続けた。

でもダーリンはそれでも怖かっただろうし、だまされたと思ったやろうな。

金銭的にも責任を取っていくのはダーリン。

結婚してすぐに嫁はぶくぶく太っていくし、子供に嫁をとられるだろうし。

今だから良く分かるけど、彼はすごくすごくがんばってた。

まぁ、あたしにはかなわへんけど、5歳は年取ったかな?



さてさて、ナリは逆子だった。

助産婦さんから逆子体操を勧められるけど、

私は内心帝王切開のほうが痛くないと思って

あんまり真剣にこの逆子体操をしなかった。

とくにこの体操をするとダーリンが不気味そうな顔で見るので

妊娠してもきれいでいたい私が新しい旦那様の前でそんな格好をできるはずがない。



妊娠後期になっても逆子が直らないけど、

この国の方は無理に自然分娩を進めないので

快く帝王切開を引き受けてくれる。

助産婦さんは手術はしないけどそばに来てくれるので

帝王切開の先生を紹介してもらってからも定期的に見に来てくれる。

最後の月には1週間に1回見に来てくれた。



手術の日は予定日の1週間前。


手術の日が決まって、もうこれで夜更かしもしばらくはできそうもないんで、

手術の2日前の夜はビデオを借りまくってなんと4時ごろまでダーリンと二人で見た。


もう、眠くってこれ以上は無理やわって事で二人で寝ること30分。

“ト、トイレ。。。。。”

突然の下痢の痛みでトイレに這う私。

でも、出ない。。。。

“これは夕飯に食べに行った韓国料理が辛すぎたかな?”

出ないからしょうがなくベッドに戻る。

30分後

“い、いたい。。。。眠いけどこりゃあかん。トイレ。。。。”

這って行くあたし。

でも、出ない。。。。

眠すぎて頭の働かないあたし。

“痛い。。。でも正露丸は飲めへん。寝るしかない”

またベッドへ這う。

30分後

“もう、寝かしてくれ。。。。”

トイレからベッドへの途中、眠すぎて床で寝るあたし。

朝7時。

“も、もうあかん。。。テレビでも見るか。。。。”

なんとなく目が覚める。

“そういえば、なんか10分感覚?。。。。ま、まさか。。。”

ダーリンをこわごわ起こしてみる。

“10分感覚で痛いんやけど。。。”

飛び起きるダーリン。なんや、勉強してるやん。ちょっとうれしいあたし。


実は以前間違いで助産婦さんを夜中に起こして病院に連れて行ってもらったので

今回も間違いかも知れへんのでもう少し待つ。

“やっぱりちゃんと10分感覚。これはもう電話しよう。”

どうしてまた手術の1日前に出てくんのか。

しょうがないから指定された病院にいくと助産婦さんも急いでやってきた。

お願いしていた先生もわざわざ自分の病院でもないのに朝早くから来てくれて

担当してくれることになった。田舎はいいなぁ。



まず、手術用に着替える。

おなかになんか管つけて(シール)おなかのハリの感覚とナリの心音をチェック。

本当は立会いしないはずのダーリン、着替えて手術室に入ってくる。

“なにしてんの??”

“勝手にこれ着てって言われて、みんなバタバタしてるし、

 俺、立会いしないって言ったのに。。。。。”

真っ青なダーリン。

でも私はもうそれどころではない。

なんともう、4センチも開いていたのだ。

そりゃあ痛かったはずだ。




腰から下を麻酔するので、

まず腰の皮膚に麻酔の注射をする。

骨髄に刺す注射がものすごく痛いので、まず周りを注射してくれるのだ。

そして、本番の注射。足がビビビビビーってつる感じ。

いったいやんか~!!!

もう怖くてたまらないあたし。

先生“どう、麻酔きいてる?これ痛い?” おなかの皮膚をつまむ。

あたし “まだ痛いわ!ちょっとまだやで!まだ切ったらあかんで!!”

ダーリン声も出ない。

先生“おかしいなぁぁ。もういいと思うけどな。これは?”

あたし “いや、まだ痛いってば!ちょっと、まだ切らんといてや!!!”

もうこのときダーリンが何してたか見る余裕もないあたし。

看護士“。。。。そうだぁ、子供の名前は決まってる?何にすんの??

あたし “はぁ?こんなときに、何を聞いとんじゃ。えーっとえーっと、ナリや。”

看護士“へぇぇ、いい名前やなぁぁ。あんたが考えたん?”

あたし “えへっ、そう??実はうちのお義母さんやねんけどね。
     意味は友達いっぱいってことらしいねん。ふふふ。いいやろ?”

もぞもぞ。。。

あたし “あ、ちょっと、なに勝手に切ってんのよ!”

看護士 “名前は中国語か?”

あたし “へ、あぁ、そうやねん。うちの子将来3カ国語教えなあかんねんで。
     たいへんやろ??”

先生 “ほーら、足が出たぞ!”

あたし “う、あぁ、ひぃぃ、そんな引っ張らんといて。。。オェっ”

ダーリン失神寸前。

スッポン!!

ナリ “うへぇぇぇぇ。。。。”

助産婦さん “ほら、お父さん、へその緒切らへん?”

ダーリン “は、はい。。。”



ダーリンがナリを抱っこしてくる。

あぁ、鼻がダーリンのぺちゃぱなやんか。あたしの鼻がよかったのに。。。。

ダーリン “ごめーん、俺のぺちゃぱなやったわ(笑)”






うーん結構覚えてるもんやな。

あの時以来私は注射怖くなくなったけど、

またあんな怖い思いするんやろうか。

しかも、ここはやさしい看護士さんも先生も助産婦さんもいない

また違う国。

またぜんぜん違う方法で生むんだろうな。


あのときの覚悟はすごかったと思うけど(自分では)

今度は選べるから覚悟がない。

ダーリンはあの時は頼りにならへんかったけど、

今回はすっごく頼もしいので、甘えてだめになってしまいそうでだめやな。

ダーリンは前回を後悔してるので、

今回は絶対私立の病院で信用できる先生を一緒に見つけて

全部参加してくれるらしい。

またへその緒を切るって思ってるみたい。

そうそう、あれってゴムみたいですごく硬いそう。

ダーリン、事あるごとにこれを自慢する。

ナリがいい子だったおかげでダーリンはすんばらしいお父さんになったと思う。



あぁ、どうする、あたし。

またこんな大変な思いをするんか?

うーん、この答えは急いで出さんほうがいいんやろうな。。。。
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by mft191630 | 2006-04-01 08:47 | 家族の話

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